くものくじらにとびのろう
今月、児童文学作家の中川李枝子さんの訃報が報じられていました。中川さんが発表された「ぐりとぐら」「そらいろのたね」は、私も子供たちへの読み聞かせや国語の授業教材として活用させていただきました。1年生の国語の教科書に掲載されている「くじらぐも」も中川さんの作品の一つです。
1年生の教室では、国語の時間に、子供たちが「くじらぐも」を音読していました。音読することを通して、登場人物の行動や会話について、何をしたのか、なぜしたのかなどを具体的に思い描きながら、その世界を豊かに想像していきます。子供たちは、「よしきた。くものくじらにとびのろう。」と書かれている部分について、「『男の子も、女の子もはりきりました。』と書いてあるから、張り切っているように速く読んだらいい」、「(音読をするための記号として)びっくりマーク(!)をつけた方がいい」などと話し合いながら音読の仕方を工夫していきます。子供たちが自分からもっと読みたいと思える活動を工夫しながら指導を進めているところです。
音読はお子様の読解力の基盤になりますので、ご家庭でも音読を聞いていただき、よいところをほめていただく等の働きかけをよろしくお願いいたします。
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