よく聴き合う子ども

令和7年度前期の学校生活が始まりました。始業式では、子供たちが新しい学年で毎日楽しく学校生活を過ごしてもらうために、「かすがっ子」として大切にしてほしいことを話しました。

◆よく学ぶ子どもは、よく聴く子どもです。相手の言葉を聴こうとしない人、または、相手の言葉をさえぎって自分ばかり話している人は、よく学ぶことができません。自分の考えだけにこだわってしまうと学ぶことができなくなるのです。相手の言葉を聴いて、自分の考えと比べることで学ぶことができます。相手の言葉をよく聴くことは、相手のことを大切にすることにもなります。先生や友達の話をよく聴く、そして、自分の話を先生や友達によく聴いてもらう。つまり、「よく聴き合う」ことが大切なのです。

また、子供たちには、「かすがっ子」として自分ががんばりたいことについて目標を立てることについて話しています。ぜひ、お子様の新年度の目標について、ご家庭でも話し合ってみてください。目標を立てる時は、立てた目標をできるだけ多くの人と共有することが大切です。「あなたの目標は、あなただけの問題じゃなくて、みんなで目指していることなんだ」というメッセージが子供に伝われば、張り切る気持ちとやりがいが全く違ってきます。各学年の子供たちが、「よく聴き合う」ことを大切にしながら大きく成長する一年になることを楽しみにしています。