互いに信頼する

11月18日(月)・19日(火)の修学旅行では、6年生が友達と助け合いながら活動し、命の大切さや平和の尊さについて真剣に学ぶ姿が見られました。原爆落下中心地での平和集会では、全校児童を代表して千羽鶴を納め、平和への願いを込めて「青い空は」を歌いました。私は、子どもたちに次の話をしました。

 

◆結団式でも話しましたが、5年前、ここ原爆落下中心地をローマ教皇フランシスコが訪れて全世界に演説をしました。それは、世界の平和を阻んでいるのは国同士が互いに不信感を持っていることにあり、「互いに信頼する」関係が大切であるというメッセージでした。私たちは今、家族や友達と「互いに信頼する」関係をつくることができているでしょうか。友達を「信頼すること」は、友達が「自分のために何かをしてくれることを期待する」こととは違います。互いに同じ目的を持ち、その目的のために互いに努力しなければ「互いに信頼する」関係にはなりません。私たち一人一人が平和な世界をつくるために何ができるのか、担任の先生や学級の皆さんと一緒に考えてください。

 

6年生の子どもたちが、これから卒業に向かって、修学旅行での経験や学びを毎日の学校生活に生かしていくこと、友達と互いに信頼し、学び合っていくことを願っています。子供たちの楽しい思い出づくりと学びを支えていただいた保護者の皆様に心より感謝いたします。

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