銀河鉄道の夜
読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
図書館だよりでお伝えしていますが、6月10日から21日まで夏の図書館まつりが行われています。12日のテレビ放送では、「校長先生の好きだった本」を図書委員の子供たちに紹介してもらいました。
紹介してもらったのは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。主人公のジョバンニが、銀河宇宙をめぐる汽車に乗って、友達のカムパネルラと一緒に不思議な旅をする話ですが、ジョバンニが「鳥を捕る人」との出会いで、お菓子のような鳥を食べる場面が印象的でした。小学生の時に絵本で読んだことがありましたが、中学生の時に文庫本を買って読んでみると、人が生きるということ、幸せとは何かなどいろいろと考えさせられたことを覚えています。
保護者の皆様には、図書館まつりをきっかけとして、ご家庭で子供たちと一緒に本を読んだり、子供たちと本の話をしたり、子供たちが本に親しむ機会を作っていただければ幸いです。
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