「春日市読書ボランティア交流会」に参加しました
9月19日(木)、春日市内の小学校読書ボランティア交流会に参加してきました。
まず始めに講演会があり、鈴木出版で取締役編集部長をされていて、絵本専門士でもある波賀稔氏から「作品作りの舞台裏から伝えたいもの」をテーマに、「編集者の視点から絵本とは」というお話を聞かせていただきました。
その中で印象に残った言葉がありました。「作家と画家が共同で作りあげるのが絵本、絵は単なる挿し絵ではなく、絵の中にもメッセージがある」と、「絵本はめくる事で仕上がる」というものでした。
朝の読み聞かせ活動の中でも、子ども達の着眼点の鋭さには驚かされる事があります。文章にはない、ページ毎の絵の変化に気づき、知らせてくれたりします。
また、めくる瞬間の期待感に溢れる表情も、読み手にとって嬉しいものです。
講演後には、司書の方々や読み聞かせボランティアの方々のお話や意見交換もありました。これからの春日小での読み聞かせ活動に生かしていきたいと思いました。
交流会で教えていただいた本を紹介します。
10月は朝の読み聞かせがありませんので、ぜひご家庭で読み聞かせをしてみませんか。
「つきよのくじら」(戸田和代作、沢田としき絵)
「へんしんねこ」(星野イクミ)
「となりのたぬき」(せなけいこ)
「なんにもせんにん」(日本民話)
「この計画はひみつです」(ジョナ・ウィンター文、ジャネット・ウィンター絵)
「たまごにいちゃん」シリーズ(あきやまただし)
「にゃーご」(西宮達也)
「もりのかくれんぼう」(すえよしあきこ)
「100年に1回の魔王の箱」(まさのりマー坊)
「おかあしゃん。はぁい。」(くすのきしへのり作、岡田千晶絵)
「ここがわたしのねるところ」(レベッカ・ボンド文、サリー・メイバー作画)
「トドにおとどけ」(大塚健太作、かのうかりん絵)